| Vol.8 2015年10月3日
「風のように旅する男」旅風里美が提案する旅スタイルとして、日常生活のしがらみから自由になることで、日常生活や自分自身の中にある矛盾を少しずつ取り除いていく…そのために気ままに風のごとく旅することが重要と考えます。
大人旅の勧め
最近は大人旅を売りにしようとしている旅行会社やJRの商品が多い。豪華なクルーズトレインがその代表格とも言える。確かに、現在低欲望社会においては経済的に裕福な人を対象とした旅行商品が旅行会社やJRなどにとっても成長市場と言える。
ただ、シニア層を狙ったプランを揃え、大人の裕福な旅といった側面は否めない。本来、旅をする人が主であり、提供する側は必要なものを備える必要がある。しかし、気がつきゃ主客転倒になってしまっている。
結局は旅をする人が子ども旅しかできないなら…それは…自分で物事を決められずに用意されたものの中から選ぶ。そして、旅行会社によって束ねられた中で旅行をする。結局団体旅行の形を変えたバージョンでしかない結果になる。
気ままに風のごとく旅するにはどうすればいいのだろうか。それは自分で企画し、手配し、自分の思いのままに行動すること。自分で手配することで予期せぬ事態でキャンセルするにも、きっぷの払い戻し手数料や、宿泊先のキャンセル料だけですむ。
しかし、団体旅行やパック旅行であれば前途は無効で払った費用は捨てることになる。常に状況に応じたプランを立て、気分の応じて変更できる…そんな融通のきくプランを立てられれば、何があってもあわてず冷静に行動できるのではないだろうか。そう言った姿勢で旅を楽しめるなら、大人の旅人と言える。
無様なのは、予定変更が起きたとき食ってかかる輩である。不満を鳴らす輩もそう。パックや団体のプランだと自分が満足できるとは限らない。参加者全員の最大公約数でプランは組まれるからだ。
自分で旅を組み立てられるようにすることで、日常のしがらみからも解放された旅を楽しめるようになる。
観光客向けではなく、地元向け
団体旅行だと、観光地では観光客を対象にした商品を用意しているし、ツアー会社との連携もある。持ちつ持たれつと言った意味で観光客から多くの収益を得るため、ツアーバスもそう言った施設に停車する。
ただ、観光地によってはぼったくりが横行している面もある。都市部なら過当競争に打ち勝つ戦略も打ちようがあるし、市場も大きい。しかし、田舎だとどうだろう。
ひとつの食堂があり、郷土料理を出しているとする。昼食で8000円ぐらいで出すとして、それは食堂ですべて調理して給仕すると適正な価格となる場合が多い。都市部だと大量生産体制もあるから安くなるけど。
それで、観光客からの売り上げで潤うとする。すると同業他社が同じような食堂を出すというようなことが起きてくる。そうすると、売り上げが落ちる。共倒れを防ぐために協定を結ばなければならなくなる。そして共同開発のため数店共同で生産工場を作る。そうすると食堂では盛りつけと給仕だけですむ。ただ、納入日を過ぎるとその商品はスーパーで安く売られる。食堂で使えないものは地元民に安く売る。
こう言った事情がある場合、気まぐれ旅を自分で組みながら旅している人は、出来合いの観光地化された所は好まないから、スーパーに弁当を買いにいくだろう。自分の好きな場所で好きなものを食べて楽しむ。そしてそこでおもしろいことが起きる。
食堂で8000円で出してる食事が器はコンビニ弁当並みと言う以外はそのままの味・ボリュームで1000円ぐらいで手に入ったりする。賞味期限本日限りならそれぐらいの値段にもなる。そして、気まぐれ旅人は「ラッキー」と喜ぶことになる。
実際、朝市で発送を頼んだら送られて来たものがカスばかりだったりとか近くの川で釣れるような魚を高く売ったりと言った例がある。旅人の足元を見るような商法に引っかからないためにも、脱観光客御一行様が必要とも言える。
最近はネットで検索すれば乗車券も指定券も手に入るし、駅からの距離や料金によって宿を探すことができるホテル・旅館を検索 [Yahoo!トラベル]
などがあり、お得な料金で宿泊できることもあるので、現金払いならおすすめ。
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