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| Vol.14 2017年8月28日 出発間際はてんやわんや出発前に注意しておきたいこと。それは、十分に準備しておくこと。これを怠ると大変なことになる。夜行列車のあるころなら、仕事が終わってから準備して出発して、夜行列車に乗ればあとはどうにでもなれだけど…そもそも普通朝早く起きられないよな。午前2時3時に起きるオレですら、出発前はてんやわんや。出発する際は十分な時間を取ることが大切。十分にとってるはずでもギリギリになるから。ま、これは旅する部分に置いては必然的な宿命だけどね。 さとみ的には、行きと帰りの予定決めたらあとは…と言う感じ。それでもさすがに当日予約入れようとすると、満室と言うことがある。まぁ、それはあとで気づくことだが… 始発で出発するなら姫路始発の「こだま」で山陽・九州方面へ行くか新大阪始発の「みずほ」で岡山まで行って「やくも」に乗り換えるか…ま、そう言ったパターンで出発するしかない。夜行列車があれば、前日に出発できるんだけどね。 今回は「山陰めぐりパス」があったから、それを利用して山陰に旅に出た。夏の山陰は特に海がきれいで、またそんな海岸風景が満載。暑いんだけどね、暑さを避けるなら信州か北海道しかないわけで、暑さを避けると言う部分ではあまり山陰は見た目には涼しげだが、旅してみると暑くてしかたない。 とは言うものの、都会で冷房完備の中で過ごすより、山陰の自然の中で暑さを感じる方がいいだろう。そう思い、山陰への旅をスタートした。ただ…この旅は考えさせられることが多かった。あえて考えなければならない旅にしたんだけど。 ひなびた…とりあえず松江で降りて買い物して旅を続ける。なぜか?温泉津に向かう途中大田市で快速を待つ間にスーパーでものぞこうと行ってみると閉鎖されていた。こう言ったことがあるし、駅前に買い物するところがなかったりすることが多いので出雲は松江、石見は浜田で買い物すませる方がいい。安く行くにはスーパーで安く買い込んだ方がいいし、なにより新鮮なものを手に入れた方が旅は充実する。 普段ゆっくり湯に浸かることがないと、まずはゆっくり湯に浸かりたいというわけで温泉津温泉に向かうことにした。 温泉津は山陰の旅の際にブラリ訪れることはあったけど、今回元湯に入浴しようと出かけた。相変わらず夏の暑さは全開。湯治の湯が少し熱いと言うことだが、少しどころではなくマジで低温火傷しそうな熱さ。ま、こう言うことはよくあること。そう言う場合は他の温泉でゆっくりするしかない。 宿泊はシティホテルかビジネスホテル、またはネットカフェ。このいずれも揃っていて、夜飲み歩くことができると言う理由で島根県内では松江か浜田に宿泊する。まずは初日は浜田に宿泊。 居酒屋メニューにのどぐろ旅行と言うとどうしてもあれもこれもになりがち。だけど旅先にもそこに根付く生活がある。そう言った風景の中に入ることが日常から離れることではないだろうか。昼間は何もないところをブラブラ旅して宿泊地は飲んだり食べたり買い物したりできる方がいい。漁港の街で有名な浜田だけど、島根県立大学がある学生の街でもある。そんなわけで夜は居酒屋があちこちにあり、活気に満ちている。 まずは、地元産の野菜や肉魚をふんだんに使った居酒屋に入る。幻の高級魚と言われるのどぐろもここでは居酒屋のメニューでいろいろ揃っている。ま、煮魚や焼き魚をちょんちょんつまむタチではないので注文はしなかったけど、他よりはかなり安くで食べられる。 浜田では朝食付きか素泊まりで宿を取って夜は街に繰り出すのがいい。にぎやかだし、安くておいしいものが食べられるから。これもお決まりの旅行プランにはない楽しみだ。ま、飲み好きなもので居酒屋が選べるのは楽しみが多い。 居酒屋を出て帰る途中、浜田駅の方に向かうと、人気がなく静かな光景となっている。列車が1時間に1本あるかないかだから、列車が到着して客が帰ってしまうと人ひとりいなくなる。 小さな盆地に都市機能が集中しているんで都会にいるのと同じ感覚になるけど、外は田舎風景が広がっていることを実感させられる。ま、都会の雑踏の中でも田舎のまっただ中でもないと言うのがこの街のいいところなんですがね。 トラブルに見舞われるのも旅…そして大切なことに気づかされることも普段、だましだまし生きていると、旅先で思わぬトラブルに会うこともある。温泉津温泉でゆったり湯に浸かることができなかった(ま、湯泉津温泉の泉温はとてもゆったり湯に浸かることはできないけれど)から、石見の駅から近い温泉を検索すると美郷町の潮温泉が駅から近いと言うことで行くことにした。江の川のほとりにある静かな温泉宿。 江津から潮までは三江線と言うローカル線で行く。三江線は来年春に廃止になると言うことで三江線の旅も兼ねて潮温泉に行くことにした。廃線間際は乗客が増えると言う現象が起きていて2両編成で運転されている。そんな時でなければ乗客が増えないのはローカル線のつらいところだが。 潮温泉はなかなかいい温泉で場所も静かな場所で本数の少ない三江線の列車が来る時間までくつろいでいた。帰りの列車は石見川本行き。もともとは江津行きだったのが石見川本から江津までの間がなくなったため次の江津行きは1時間半以上待つことになる。廃線前の旅行客を当て込んで川本町は駅前に「おもてなしサロン」を開設し、観光拠点にしている。観光マップを手に街を散策してみるといろいろ見どころがあった。 スマホのバッテリーがなくなりつつあったので充電できる場所があったと言うことで充電していたけど、忘れたまま列車に乗り込んで江津に向かう列車で忘れたことに気づく。あわてて引き返したが、1日5本ぐらいしかないローカル線でこんなトラブルが起きたらあきらめざるを得ない。旅慣れてる者ならではの危機一髪。 スマホがろくに充電できないのはバッテリーチャージャーがおかしくなっていたから…もっと早く気づいたならこんな事態にはならなかったわけだけど、忙しい日常では忘れがちになる。意外とガタが来ていても一条生活に忙殺されていると忘れがち。さっそく次の日にバッテリーチャージャー、そして乾電池の充電器も安かったんで買った。 トラブルもまた、今の自分を再認識させられると実感。旅の達人ですらチョンボやトラブルはある。ただ、どうにかなる。それが旅の初心者との違いだと思う。 そして、今回の旅でローカル線がおかれた状況や存在価値に関して考えさせられた。普段使っている鉄道がなくなる!…都会に住んでいる人にとっては信じられないことだが、田舎では人の流れが徐々に変わり、二度に渡る水害で普通の間に交通体系も変わってしまう。そうして劣化したローカル線は生活の足ですらなくなってしまう。今回、石見川本駅の「おもてなしサロン」では三江線廃止までの日数がカウントダウンされ、「三江線引退まで○日」と書かれている。不採算だから廃止にすると言うよりは年老いて役割を果たせなくなり引退するように感じる旅だった。 結局、その後は奥出雲の旅を考えたが時間的に危ないので、日野町の根雨にある「たたらの楽校」を訪ねてみた。 クリエイターは時々気まぐれで旅に出る。それは日常生活にはない新しい発見があるから。もし、代わり映えしない日常生活に飽き飽きしたら…連休に入った時…何も考えず、いつもの駅から出発しよう。夏は山陰が最適。最初は50歳以上限定で発売されていた「山陰めぐりパス」が一般に発売され、出雲や石見を楽しむことができるようになった。 |
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