![]() |
|||||||
![]() |
|||||||
| Vol.16 2018年8月30日 ただ、日常生活においてどれぐらい疲れて物事に支障が出ているかを出発時点で思い知らされることとなった。とは言うものの、そうやって自分をリセットするためにも目的なく気まぐれに旅に出る必要はあるとも感じる。 準備万端とは言うものの…前日まで忙しくなることを予測して、当日の朝はスーパーはくと1号で山陰入り。準備できるものは前日までに準備して出発時間も余裕もたせたわけで、1時間半前には準備ができて出る前もチェック。1時間弱早く出発した。旅に出る時、大切なことは、出発時にあわてないスケジュールを組むこと。 とは言うものの、前日までに用意した分以外はあれもこれもと適当に突っ込んで出たもので荷物2つを重そうに運ぶハメになった。ただ、時間を十分にとっているのでスーパーはくとに乗車するまでの時間に荷物を整理することもできた。 鳥取から特急に乗れば夕方には浜田・益田には着く。しかし、心の休養のための旅なら、急いでゆく必要はない。鳥取に着いたらまずは買い物して、出雲大社に参拝。初詣だけでなく普段でも参拝することが大切だと思った。また、境内には野見宿禰神社があって相撲大会が開催されていた。相撲は神と共に取ると言ういわれがあり、この大会も奉納の意味があるようだ。 静寂の秘境目的地を決めてバタバタ旅行することは疲れが残ることに他ならない。それなら余裕のあるスケジュールで行動する方がいい。翌日は奥出雲に行くことにした。 木次線はローカル線で列車本数が少ない。出雲横田からは1日4本しかない。そんなわけで奥出雲おろち号往復利用と言うことにした。出雲坂根で降りて…時間は2時間。何もない秘境で過ごす2時間。 幸い出雲坂根駅では焼き鳥焼いていておにぎりやそばも売っている。そんな情報も前回行った時に見ているからわかるわけで、ま、こう言った情報を発信しなければならないなっと。食べ物や飲み物が揃っているなら、人気のない静かな場所で過ごすことも大切。特にひとりでの気まま旅では秘境の地で静かに過ごすことは大切だと言える。 普段早起きしていると、こう言う時に余裕もって出発できる。平日と言うことで木次までは定期列車で移動、木次から奥出雲おろち号に乗車。平野部から山間部に向かう。 出雲坂根駅に着くとさっそく焼き鳥焼いている場所で焼き鳥屋そばやおにぎり買って持ってきた酒でのんびり食事。静寂の山あいでゆっくり食べながら酒を飲むのも落ち着く。なにより日常生活のバタバタなど気にせず過ごせる。ただ、トロッコ列車が到着するころが大雨になることが多く、散策中にも空模様が怪しいと思っていたのだが、トロッコ列車が着いて買い物行って座席車に戻って一息ついてる間に大雨となっていた。 秘境を探る旅は列車などのアクセスに最新の注意が必要。それが山陰が上級者向けのエリアと言う理由。とは言うものの自然の中の静寂は都会の中の部屋の人工的な無機質な静寂とは違う。電波状態が悪いのでネットラジオが聴けないと言うこともあるけど、自然の静寂の中に身を置くのもいいかな?普段はジャズやソウルやヒップホップをBGMにしているけど、ここでは静かに過ごすのがいいと思った。 都会人はやっぱり…出雲落合から浜田まではギリギリのスケジュールとなった。木次駅での待ち時間はほとんどなし。まぁバタバタするが長時間待たされるのもたまらないってとこか。ただ、木次駅にはスーパーがあって買い物とかしようと思えばできる。宍道駅がそう言ったものがないだけに。 宍道から浜田までは特急で一気に移動。山陰めぐりパスだと特急の自由席も使えるので便利。ただ、青春18きっぷの場合も快速アクアライナーがあるので米子から益田までは便利。 浜田に着くとさっそく高台にあるホテルにチェックイン。浜田泊の場合は、駅の近くに宿を取るといい。と言うのも1泊朝食付きの場合夕食を食べに出かける際に、浜田の駅前は食事どころも居酒屋も揃っているから気になる店に入って夕食、これがいちばんいい。地産地消の居酒屋で飲んで食べて…これで2500円メニューによっては3500円ぐらいかかるけどそれでも安く飲食できる。 駅から比較的近いところにスーパーなども揃っているから翌日の食事も買い込むといい。ま、ホテルでの朝食があるけど、旅の途中になにか食べたくなることもあるんで前日に買い込んでおくといい。とにかくスーパーが開いてるうちに酒や食べ物を買い込んでおけば、夜中に腹が減っても酒が飲みたくなっても困らない。 出雲坂根の静かな風景の中で過ごすのもいいもの。ただ、宿泊する場合は何もないところで不便するのも確か。浜田駅前は都会人が必要な物がとりあえずは揃っている。あちこちで歩くなら松江か浜田で宿を取るのが一番。 われわれはどう生きるべきか浜田に2泊宿をとったのでゆっくりすごせる…と言うことで津和野に行ってみることにした。心霊スポットだとか言われるが、ま、常に早起きしているとスーパーおき1号にも余裕で乗車。 津和野に行ったなら稲荷神社には行くべきと聞いて太皷谷稲成神社へと向かった伏見稲荷神社と同じく赤鳥居が並ぶ参道を登る五大稲荷神社と言われているだけに…。お稲荷さんには狐がつきものだけれど、もともとは稲荷信者はキリストの追従者と言う説もある。と言うのもイナリ自体がイエス・キリストの殉教の際の頭上のかき板に記された「ユダヤ人の王 ナザレのイエス」の頭文字がINRI、音読するとイナリになる。 悪霊が憑いてるとか狐が憑いてるとか…イエスも宗教指導者から悪霊が憑いていると言われていたわけで、追従者も同じ目に遭うのは確かで、差別や偏見、迫害などの苦しみに合うわけで、狐の祟りが怖いと思う迫害者からの守りとして狐の像が置かれたのかもしれぬ。そんなわけでキリストつながりで次はカトリック教会へ向かった。 島原の乱以降キリシタンは激しい迫害を受け、各地に追放されたり処刑されたりしたそうで…ま、イナリ信者の源流のネトリウス派とカトリックは敵対関係にあるからどうこうは言えないのだけれど。ただ、日本の封建社会の支配者は流派がどうあれ、信者を迫害し、差別し、虐殺してきた事実は確か。 かつて、群集を煽動させてイエスを極刑に処した当時のユダヤ人の支配層は後に破滅に至った。そして日本でもそう言った差別や偏見や中傷を行なっている人たちがどんな運命になるかは歴史が語っている。アジアのために戦い、汗を流した人たちは植民地解放と言う偉業を成し遂げたが、差別や偏見に満ちた本国は焼け野原になった。民衆を煽動させるものたちが悪の枢軸と言えるし、彼らはいずれは破滅する。そうであるなら日常を誠実に、またあらゆる差別や偏見や中傷に加担しないよう中立的な視野を持って生活して行くことこそが必要なのではないだろうか。 まぁ、津和野散策で難しいこと考えてみたけど、そう言ったことを深く考えることができるのも気まぐれ旅のいいところ。予定に縛られてバタバタしなくていいから。また、ガイドの出来合いの説明をなるほどと聞いていただけではどう生きるべきかを考える余地すらない。自由に気ままに旅することで自分がどう生きるかを自由奔放に考えられるのではないだろうか。 |
|
||||||