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Vol.18 2019年6月9日
 最近の若い世代は車離れで電車走っていないところには住めないそうだとか。そして旅行離れも起きている。それだけ生活にゆとりがなくなって日常の楽しみを維持しながら生きているのかも知れない。古い世代が若かった頃よりはるかにしっかりしているのだが…許容する幅がなくなって来ているように思える。

 なにがしかの目的のある旅行なら、わざわざ行く必要もない場合も多いわけで、出かけることが無駄だと思われることからは離れて行くことは確か。ただ、目的もなく思うがままに旅するのは、日常生活においての変な癖やしがらみからの解放と言う意味では必要だと思う。

 令和の時代に入ってから川崎市で無差別殺傷事件が起きたが、犯人は人間として扱われていない境遇にあったそうなのだが、本人の問題として50歳過ぎて親元にいるのはどうかと思う。境遇が悪ければそこからはなれることも必要なのではないだろうか?自分の環境の外へ一時的にでも出るために旅に出る。そして自分を取り戻すことこそが目的のない旅と言えるわけだ。

余裕あるスケジュールは大切!だけど…

 前日まで忙しくなることを予測して、新大阪始発の新幹線こだまで姫路から出発。これなら最寄りのJR駅を6時頃出発すればいい。準備できるものは前日までに準備して出発時間も余裕もたせるのがいいわけで、準備できるものは準備したものの、当日の朝に準備しなければならなくなる場合もある。1時間前には準備ができて出る前もチェック。30分ぐらいは早く出発する予定が駅に10分前に着く時間に出発するハメになり、しかも幹線に出た所で財布を忘れたことに気づき大慌て。滑り込みセーフ。よく間に合ったものだ。

 旅に出る時、大切なことは、出発時にあわてないスケジュールを組むこと。それでもギリギリセーフと言う事態になるから出発は余裕を持たせるに限る。

 広島に着くとすぐに岩国行きに乗って岩国まで向かう。ただ、岩国駅前が工事中でいつも買い物しているスーパーも閉鎖されていた。あったはずのものがなくなっているのも旅にはつきものだ。

ハイテンションな空気に

 岩国からは下関まで行く長距離普通電車が走る。防府で下車する予定だったが二駅前まではぐったり。すでにロング缶3本目、そりゃぐったりするわな。普段からストレスをコントロールするために飲みまくっていると旅の途中でグダグダになることもしばしば。ま、日常生活で飲みまくる必要がなければいいんだけどね。

 下関、小倉ですぐ乗り換えで博多まで向かう。下関にしろ小倉にしろよく行ってるんで下車してブラブラするでもなし。思い立ったら下車してゆっくりするなり先へ進むなり、目的も計画もない旅は思いつきのまま。

 久留米に着いてホテルまでは西鉄の駅まで歩かなければならない。たいした距離がないと思って歩いていると結構な距離がある。しかも、バッグのキャスターが外れた。ナットが落ちていたんだけど気づかないまま来てしまったようだ。ようやく近づいて来るころには中心街に入っていた。JRの駅から遠い場所に中心街がある街は結構多い。バールの受付がホテルのフロントになっている変わった感じのホテル。

 最近増えているキャビンタイプのホテル。ビジネスホテルのシングルぐらいの設備がちょうどネットカフェの個室ブースのように並んでいる。トイレ行くのに歩かなければならないのが難点とも言えるが、シャワーはあるし安く泊れるので行動派には最適。

 気ままに旅する場合、宿は朝食付きがいい。夕食は外に出て食べる方がその土地のカラーを知る楽しみがある。一品380円のイタリアンの居酒屋を見つけ飲んで食べる。店内はやたらハイテンション。こう言ったテンションの高さが優秀な実業家を生むのだろうか。久留米及びその周辺出身者は多い。孫正義や堀江貴文など。乗換駅に過ぎない街も宿泊してゆっくり過ごしてみると新しい発見があると実感した。

 朝食はバイキングが多いが、けっこう軽めの場合が多い。多くの人は朝食を抜きがち。それで、朝食は軽めになってるのだろう。久留米からだと鹿児島まではタイトなスケジュールとなってしまう。それなら大分までゆっくり行って途中で温泉に入ろうと言うことにした。

山あいの温泉街

 宿に向かうときの距離がハンパなかったのと、久留米駅へ向かう途中が雨だったことからバスで駅へ向かう。久留米からは大分に向かって列車に乗る。久留米から日田までは自然を感じさせる雄大な風景が広がる。南側を見るとすぐそこが山。だいたい、日田と由布院で列車が終着となる場合が多いので、日田で乗り換えて天ケ瀬温泉へ向かう。

 ふた駅ほどで山あいの渓谷に入る。渓谷美を見ながら列車は天ケ瀬駅に着く。温泉宿が建ち並ぶ温泉情緒たっぷりの街並をブラブラ。川を渡って温泉宿で温泉入浴の代金を払い、露天風呂に入る。

 普段は時間に追われてシャワー浴びるだけの生活が多いだけにゆっくりと湯に浸かる時間は大切だと思う。日常生活がバタバタしているときほど旅先ではゆっくりのんびり過ごすことが大切になってくる。

 天ケ瀬から由布院行きの列車に乗り、大分行きの列車が発車するまで湯布院で買い物でもしようかと由布院で下車……由布院行きの列車が到着後に大分行きになっていた。こんなことはよくあることで、用事がなければそのまま車内にとどまっていてもいいわけ。

 九州を旅するには「旅名人の九州満喫きっぷ」がおすすめ。ま、久留米宿泊の際は途中から西鉄に乗り換えた方がよかったのだが……。ただ、広島からだからJRのみか。九州以外は「青春18きっぷ」で旅してるし。JRのみの場合は「青春18きっぷ」が便利と言うことで大分までは「青春18きっぷ」で向かう。鹿児島・熊本に宿泊する場合は「旅名人の九州満喫きっぷ」の方が便利……と言うことで大分からは「旅名人の九州満喫きっぷ」を使うことにした。

九州西海岸めぐり

 大分ではビストロで食事。今回はキャビンタイプのホテルが多かった。久留米と同じくブースごとにシングルルームがあるタイプ。最近はそう言ったタイプの宿が増えて来た。

 大分から延岡までは特急で行かなければ、現在は1日に1〜2本しか普通列車がない。本線と言ってもローカル線並みのダイヤになっている区間も多い。延岡から先は南国ムードの風景が続いている。

 宮崎に着くと青島へ行くぐらいしか時間がない。宮崎泊なら志布志や日南まで行けたと思うが、大分から普通列車主体で鹿児島まで行くとなるとそれぐらいしか見て回れない。まぁ、それも良しとしておきましょう。

 鹿児島では鹿児島中央駅前に屋台村があるので、宿から市電で行くのが便利。中央駅前より高見橋の方が近いことに気づいた。屋台村も期間限定と言うことでもうすぐなくなるそうだ。

 鹿児島中央からは川内まではJRの電車で行き、そこから八代までは肥薩おれんじ鉄道線の1両のディーゼル列車で行く。「旅名人の九州満喫きっぷ」の場合、この肥薩おれんじ鉄道も利用できるので便利。日奈久温泉駅で下車すると元湯の公衆浴場に向かう。公衆浴場のある温泉ではできるだけ入浴する方がいい。忙しいと湯に浸かることもないから。そんなわけでまたまた温泉でゆっくりくつろぐ。

 そして最終泊は熊本。今回は駅前と言うことで出発時にバタバタしなくて済む。カプセルホテルなのだが、2段ベッドの両側に通路があり、そこにあるロッカーに荷物をいれる仕組み。以前下通りで宿泊したデザイナーズカプセルホテルは高級感あるけど、2段ベッドに入り込むタイプ。2段ベッドだけれど個室のような感じは新しいなと思った。九州にはこう言うキャビンタイプやカプセルタイプのホテルが増えている。

 日々の生活でたまった心の中のゴチャゴチャは旅に出て払い落とすことが必要だなと感じた旅だった。とは言うもののその後すぐ限界に来て、今また旅の途中から編集している。


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500系新幹線姫路駅での500系こだま

山陽新幹線で一番安定走行している車両。
高速走行性能に優れているのでゆっくり旅する
のに最適 。

瀬戸内海風景
瀬戸内海の風景

山陽本線はところどころ海に接している区間がある。
こんな海風景もあちこちで見られる。

久留米の歓楽街
歓楽街の風景

JRの駅から西鉄の駅までの1/3ぐらいのところ。
まだまだ奥に進んで行く。

西鉄久留米駅前
西鉄久留米駅前

駅の複合施設で買い物した方がいい場合がある。
夜遅くなるとやけにハイテンション。

筑後風景1
大地を感じさせる雄大な風景

北側は延々と続く平野の風景。
南の端を走っているので広く感じる。

筑後風景2
山沿いの風景

南側はすぐ山。
天候も怪し気で不思議な風景をなしている。

天ケ瀬温泉
天ケ瀬温泉街

川沿いに広がる温泉街。
川原にも温泉が湧いている。

露天風呂風景
露天風呂

以前はもっと広いような感じがしたのだが。

日奈久温泉公衆浴場
日奈久温泉元湯

中には食堂もあってゆっくり食事もできる。

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